EA-BANK無料EA分析

【EA-BANK】ANGEL PREMIUM RICHの分析・評価

皆さんこんにちは!

今回はEA-BANKのEA分析第七弾として

ANGEL PREMIUM RICH

を分析していこうと思います!

今回も有料ツールで独自にバックテストを行い、性能を分析・評価をしていきます!

ANGEL PREMIUM RICHとは?

トレンド方向への順張りを行う、押し目買い・戻り売り型のEAです。

エリオット波動の考え方に基づいたロジックで、大きな変動後に押し目をつけたタイミングでエントリーを行います。

ANGEL PREMIUM RICHの出品ページ:https://ea-bank.com/angel/ea1207/

エントリーイメージ

押し目をつけたところでトレンド方向への順張りエントリー

公式フォワード


上記は2020年4月からのフォワード実績です。

直近数ヶ月で大きく利益を伸ばしているようです。

バックテスト概要

ここからは、バックテストの結果からより詳細な分析に入ります!

今回も、最もリアルと近い性能が出る有料ツール(TDS)を用いて検証していきます!

TDSとは?
TDS(TickDataSuite)は有料のバックテストツールです。
通常のバックテストではできない変動するスプレッドスリッページ取引手数料を設定することができ、
最も精度の高いバックテストを行うことができます。

基本設定

バックテストの基本設定は以下の表の通りです。

BT概要
ロット数は単利0.1Lot固定としています。
推奨ロットが各EAのパラメータにはデフォルト設定されていますが、
比較がしやすいよう全EA同一ロットで設定します。

また、利用ブローカーはEA-BANKで最も取引環境が良いThreeTrader raw口座を想定。

ThreeTraderに環境を近似させるためにスプレッドに補正をかけることもできるのですが、

昨今ThreeTraderのスプレッドが以前よりも不安定に上下することが多いと感じており、
それを踏まえて今回はマイナス補正をかけずにバックテストを行っていきます。

それぞれの平均スプレッド。
ThreeTraderの方がスプレッドは小さいが今回はあえて補正はかけない。
バックテスト環境は緩いよりかは厳しい方が良いですからね^^

また、ThreeTrader Raw口座は外付けで往復手数料が0.1Lotあたり40円かかるため、そちらも設定します。

バックテスト結果&分析

それでは、バックテストした結果を分析していきます。

バックテスト結果をQuantAnalyzerという分析ツールに読み込み、結果を見ていきます。

サマリ

画像はドル($)表記となっていますが、全て円(¥)の数値です。
ツールの仕様でドル表記されてしまっているので、読み替えてください。

RF(リカバリーファクター)

RF(リカバリーファクター)は8.41でした。

RFとは?
総利益と総損失の比率。
この値が大きいほど、小さなリスクで大きなリターンを見込むことができます。

796,914円(純益) ÷ 94,794円(最大DD) = 8.41(RF

つまり、このEAはリスク”1″に対して

“約8倍”のリターンが見込めるということになります。

一般的にRFが10以上だと優秀なEAと言われています。

損益レシオ

損益レシオは0.51でした。

損益レシオとは?
(平均利益÷平均損失)の値。
”1.0″より大きいほど損小利大傾向が強く、”1.0″より小さいほどコツドカ傾向が強くなります。
あくまでEAの特性を測る指標であり、この値が大きければ良い、小さければ悪いというものではありません。

なので、このEAはコツドカ傾向にあると言えるでしょう。

取引回数

取引回数は2904でした。

本バックテストは約15年9ヶ月の期間で実施しているので、

年間平均に直すと約184回になります。

なので、1週間に平均3~4回ほどトレードするものと思っておけば良いでしょう。

最大DDと推奨ロット

最大DDは94,794でした。

DD(ドローダウン)とは?
資金が過去最高額からどの程度減ったのかを表した数値であり、
最大ドローダウンとはその中で最も減額した際の数値を表します。

なので、このEAを単体で稼働するのであれば、

20万円につき0.1Lot、余裕を持った運用をするならば30万円につき0.1Lot

で稼働するのが良いでしょう。

また、0.1Lotで稼働した場合の年間平均利益は

53127円になります。

月別収支

上の画像は月別収支の一覧表になります。

15年間の実績を見ると年単位でマイナスになる年もしばしばあるようです。

月間の勝率は約70%となっております。

損益グラフと停滞期間

上の画像は本EAの損益グラフになります。

全体としては右肩上がりになっていますが2022年には大きめのドローダウンがあり、

現在は最高益付近まで回復しているようです。

停滞期間は赤い縦線が入っている部分で、

973日間となります。

停滞期間とは?
過去最高益を記録してから、次にその最高益を更新するまでの期間のこと。
通常300~400日間のEAが多い。

そのため、本EAは停滞期間が長いEAと言えるでしょう。

モンテカルロ分析

続いて、モンテカルロ分析の結果を見ていきます。

モンテカルロ分析とは?
超ざっくり説明すると、過去のトレードをランダムに入れ替えすることによって、EAの未来の優位性を予測する方法です。
いい説明記事ないかなーと探していたらちょうどEA-BANKからわかりやすい説明が出ていたので、気になった方は以下の記事を参考にしてください^^
takahのEA開発ばなし・その3 EAの堅牢性を考える

95%の結果はこのようになりました。

また、グラフを見るとこれからの成績も横ばい〜右肩上がりとなっていきそうなことがわかります。

EA-BANKにリリースされた2021.09.09以降の結果を見ても、

赤枠の予測の範囲に収まっています。

その他特記事項

エントリー時間

エントリーは24時間行われるようです。

時間ごとの成績を見ると、日本時間朝からお昼にかけてのエントリーはマイナスとなることが多いようです。

ポジション保有時間

ポジション保有時間と損益の関係を見ると、

ほとんどのトレードが24時間以内に決済されています。

また、頻度は多くないですがフルSLも時々あるようですね。

まとめ

  • 高収益低ドローダウン
  • 24時間エントリーを行う
  • 15年間で年単位で負ける年もちらほらあり
  • ポジションはほとんどが24時間以内に決済
  • ややコツドカ傾向あり

そんなANGEL PREMIUM RICHはEA-BANKにて無料で利用できます!

 

そんなANGEL PREMIUM RICHは、EA-BANKにて無料で利用することができます!

EA-BANKは他のEAも含め上限なく全てを無料で利用することができ、
EA参入者にはこれ以上ない環境だと思います。

この記事がためになった、役に立ったという方だけで良いので、

以下のバナーからEA-BANKにご登録頂けますと泣いて喜びます> <

また、EA-BANKを既にご登録されているという方は、

差し支えなければツイッターなどでこちらの記事を拡散して頂けますと大変嬉しく思います。

 

本記事でみなさまのトレードライフが少しでも豊かになれば嬉しいです^^

ではまた!

 

EA-BANKの全EAをバックテストした一覧表&BTファイル販売中!

EA-BANKで稼げるポートフォリオを自力で作りたい!

ポートフォリオを作る中で色々学んで成長していきたい!

そのために公平性のあるデータが欲しい!

そんな方のためにこのコンテンツを作りました。

詳細は以下の記事でご確認ください^^

【EA-BANK】全EAのバックテスト成績一覧とファイル展開 EA-BANKの全EAのバックテストの成績一覧、 および全EAのバックテストファイルを展開します! みなさんこんにちは^^/...

こちらの記事もおすすめ