EA-BANK無料EA分析

【EA-BANK】TrendScalperの分析・評価

皆さんこんにちは!

今回はEA-BANKに出品されている

TrendScalper

を分析していこうと思います!

今回も有料ツールで独自にバックテストを行い、性能を分析・評価をしていきます!

TrendScalperとは?

相場のトレンドを判断し、順張りでスキャルピングを仕掛けるEAです。

高勝率型でコツコツ利益を積み上げるタイプのEAとなっており、

最大保有時間も6時間と比較的短めです。

TPが10pipsと狭く、一度のエントリーで取れる値幅が小さいため、
取引環境が良いブローカーを強く推奨します。

TrendScalperの出品ページ:https://ea-bank.com/hogehogedeveloper/ea1037/

公式フォワード


上記は2018年5月からのフォワード実績です。

2021年までは停滞気味でしたが、2022年から大きく利益が伸びています。

バックテスト概要

ここからは、バックテストの結果からより詳細な分析に入ります!

今回も、最もリアルと近い性能が出る有料ツール(TDS)を用いて検証していきます!

TDSとは?
TDS(TickDataSuite)は有料のバックテストツールです。
通常のバックテストではできない変動するスプレッドスリッページ取引手数料を設定することができ、
最も精度の高いバックテストを行うことができます。

基本設定

バックテストの基本設定は以下の表の通りです。

ロット数は単利0.1Lot固定としています。
推奨ロットが各EAのパラメータにはデフォルト設定されていますが、
比較がしやすいよう全EA同一ロットで設定します。

また、利用ブローカーはEA-BANKで最も取引環境が良いThreeTrader raw口座を想定。

ThreeTraderに環境を近似させるためにスプレッドに補正をかけることもできるのですが、

昨今ThreeTraderのスプレッドが以前よりも不安定に上下することが多いと感じており、
それを踏まえて今回はマイナス補正をかけずにバックテストを行っていきます。

それぞれの平均スプレッド。
ThreeTraderの方がスプレッドは小さいが今回はあえて補正はかけない。
バックテスト環境は緩いよりかは厳しい方が良いですからね^^

また、ThreeTrader Raw口座は外付けで往復手数料が0.1Lotあたり40円かかるため、そちらも設定します。

バックテスト結果&分析

それでは、バックテストした結果を分析していきます。

バックテスト結果をQuantAnalyzerという分析ツールに読み込み、結果を見ていきます。

サマリ

画像はドル($)表記となっていますが、全て円(¥)の数値です。
ツールの仕様でドル表記されてしまっているので、読み替えてください。

RF(リカバリーファクター)

RF(リカバリーファクター)は1.34でした。

RFとは?
総利益と総損失の比率。
この値が大きいほど、小さなリスクで大きなリターンを見込むことができます。

172,159円(純益) ÷ 128,273円(最大DD) = 1.34(RF

つまり、このEAはリスク”1″に対して

“約1.3倍”のリターンが見込めるということになります。

一般的にRFが10以上だと優秀なEAと言われています。

損益レシオ

損益レシオは0.33でした。

損益レシオとは?
(平均利益÷平均損失)の値。
”1.0″より大きいほど損小利大傾向が強く、”1.0″より小さいほどコツドカ傾向が強くなります。
あくまでEAの特性を測る指標であり、この値が大きければ良い、小さければ悪いというものではありません。

なので、このEAはコツドカ傾向にあるEAと言えるでしょう。

取引回数

取引回数は5131でした。

本バックテストは約15年9ヶ月の期間で実施しているので、

年間平均に直すと約325回になります。

なので、1週間に平均6回ほどトレードするものと思っておけば良いでしょう。

最大DDと推奨ロット

最大DDは128,273円でした。

DD(ドローダウン)とは?
資金が過去最高額からどの程度減ったのかを表した数値であり、
最大ドローダウンとはその中で最も減額した際の数値を表します。

なので、このEAを単体で稼働するのであれば、

26万円につき0.1Lot、余裕を持った運用をするならば39万円につき0.1Lot

で稼働するのが良いでしょう。

また、0.1Lotで稼働した場合の年間平均利益は

10,816円になります。

月別収支

上の画像は月別収支の一覧表になります。

15年間で年単位でのマイナスは計6回ありました。

月間の勝率は約57%と、他のEAと比較すると少し不安定な結果となりました。

損益グラフと停滞期間

上の画像は本EAの損益グラフになります。

グラフを見ると、2007年からずっと停滞していますが直近5年ほどは右肩上がりになっています。

停滞期間は赤い縦線が入っている部分で、

2451日間となります。

停滞期間とは?
過去最高益を記録してから、次にその最高益を更新するまでの期間のこと。
通常300~400日間のEAが多い。

そのため、本EAは停滞期間が長いEAと言えるでしょう。

その他特記事項

エントリー時間

エントリーは24時間行われるようです。

特に、東京、ロンドン、NY市場の初めにエントリーすることが多いようです。

ポジション保有時間

ポジション保有時間と損益の関係を見ると、

ほぼ全てのトレードが6時間以内に決済されています。

利益は10pips前後に対して、SLは最大50pipsとコツコツドカンな傾向があることが見て取れます。

まとめ

  • USDJPYの24時間型スキャルピングEA
  • TPが10pipsと狭いため取引環境の良いブローカーでの稼働が必須
  • 直近5年(特に2022年)の成績が良好
  • ポジションは6時間以内にサクッと決済

そんなTrendScalperはEA-BANKにて無料で利用できます!

 

そんなTrendScalperは、EA-BANKにて無料で利用することができます!

EA-BANKは他のEAも含め上限なく全てを無料で利用することができ、
EA参入者にはこれ以上ない環境だと思います。

この記事がためになった、役に立ったという方だけで良いので、

以下のバナーからEA-BANKにご登録頂けますと泣いて喜びます> <

また、EA-BANKを既にご登録されているという方は、

差し支えなければツイッターなどでこちらの記事を拡散して頂けますと大変嬉しく思います。

 

本記事でみなさまのトレードライフが少しでも豊かになれば嬉しいです^^

ではまた!

 

EA-BANKの全EAをバックテストした一覧表&BTファイル販売中!

EA-BANKで稼げるポートフォリオを自力で作りたい!

ポートフォリオを作る中で色々学んで成長していきたい!

そのために公平性のあるデータが欲しい!

そんな方のためにこのコンテンツを作りました。

詳細は以下の記事でご確認ください^^

【EA-BANK】全EAのバックテスト成績一覧とファイル展開 EA-BANKの全EAのバックテストの成績一覧、 および全EAのバックテストファイルを展開します! みなさんこんにちは^^/...

こちらの記事もおすすめ