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【検証】同じEAを3つのブローカーで同時稼働したらかなり面白い結果になった

【検証と考察】 同じEAを3つのブローカーで同時稼働してみた

みなさんこんにちは!

今回は、同じEAを異なる3つのブローカーで同時稼働してみましたので、結果と考察をしていきます。

総評として「スプレッドはめちゃクソ大事」だと気付かされる結果になりました。

個人的にかなり興味深い結果になったので、皆さんにもなにかの学びや気づきになればと思い記事にしました!

検証をした背景

普段はボーナス目当てでGemforexを利用しているのだが、TwitterでのEA諸先輩方はGemforexを使っている人は少なく、ほとんどの方が「スプレッドの狭いブローカー」を利用していた。

スプレッドが狭い方がいいことはもちろん知っているけど、100%の入金ボーナスよりも旨みがあるの?というのは兼ねてからの疑問だったため、
実際に検証して肌で感じるべきだと思い、今回の検証を行った。

検証内容

検証内容

・同じEAを3つのブローカーで同時稼働
・2022/03/02~2022/04/04の約1ヶ月間稼働
・取引結果をmyfxbookにて収集
・同じVPSで稼働したため、VPSのスペック差はない
(VPSとブローカーの物理的距離での有利不利は今回気にしないこととする)
・3つの口座はいずれもデモ口座
・いずれも証拠金100万円、固定1Lotで設定

ブローカー

検証したブローカーは、“Gemforexオールインワン口座”、”Axioryナノ口座”、”Exnessゼロ口座”の3つ。

独断と偏見ですが、ピックアップした理由は以下の通り。

Gemforex:
入金ボーナスにより証拠金を入金額の2倍、3倍にでき、その分ロットも多く張ることができるのが強み。
スプレッドは広め。
自分も普段利用しているのでこちらはマスト。

Axiory:
スプレッドがかなり狭め。

Exness:
スプレッドが業界で自分が知る限りNo.1レベルで狭い。
(ほんとはThreeTraderで検証したかったけど、後述するEAのバグ?で稼働ができず仕方なくこっちになった)

という形で、スプレッドが大、中、小となるようにブローカーを選定した。

(参考)各社の平均スプレッド

各社の平均スプレッド

EA

検証に用いるEAとして、以下の点を満たすものがいいと思った。

・複数の通貨ペアが対象
・取引時間が決まっていない(24時間エントリーされる)
・取引回数がそこそこ多い
・スキャル~デイトレ(スプレッドの影響が出やすい)
・複数のブローカーで同時稼働可能

今回は、上記の条件を満たす「WallStreetForexRobot3.0(通称WSFR)」を採用した。
(上記を満たすのがこれしか持ってなかった)

WallStreetForexRobot3.0の予備知識

検証結果

それでは、前提条件はここまでにして、本記事の大トロ部分である検証結果に移っていきます。

全8通貨ペアの検証結果

全8通貨ペアの合計結果は、このようになりました!

Gemforex

myfxbook_Gemforex_損益グラフ_全通貨ペア

Axiory

myfxbook_Axiory_損益グラフ_全通貨ペア

Exness

myfxbook_Exness_損益グラフ_全通貨ペア

3社の比較

それぞれの結果を一覧にまとめた表が以下になります。

3社の取引結果の比較

この結果を受けて、皆さんはどう感じましたか?

正直、私は初めて結果を見た時に設定内容を疑った程、かなりの衝撃を受けました。(だって、同じEA同じ期間なのに600pipsも違うんだもの。。)

各通貨ペアの損益比較

通貨ペア毎の損益を比較して、スプレッドと損益の関係について深掘りをしていきます。

まずは、各社の通貨ペア毎の獲得pipsが以下の表になります。

各社各通貨ペア毎の獲得pips

やはり、ほとんどの通貨ペアでExnessが最も多くのpipsを獲得していることがわかります。

続いて、各社のスプレッドと獲得pipsを照らし合わせた表が以下になります。

3社の獲得pipsとスプレッドの関係

こちらの結果から、多少誤差はありますがスプレッドと獲得pipsには強い比例関係があることがわかりました。
(当たり前っちゃ当たり前だが)

特に、下の5つの通貨ペアについては各社スプレッド差が大きく、獲得pipsにも如実に影響が出ていることがわかりますね。

また、スプレッドと往復手数料の関係ですが、こちらはトータルの手数料と獲得pipsに比例関係があり、

純粋なスプレッドではなく、スプレッド+往復手数料を重要視する必要があることが読み取れます。

(スプレッド0pipsで往復手数料1pipsと、スプレッド1pipsで往復手数料0pipsはどちらも結果がイコールになる)

総評

スプレッド超大事!!!

いかがでしたでしょうか。

正直、ここまで結果に差が出るとは思っていませんでした。

今回の結果を見たら、断然

スプレッド>>>>>>>入金ボーナス

ですね。笑

ボーナス至上主義だった私は、考えを改めるべきだと思いました。

ただ、今回の検証はリアルでの結果を保証するものではないと思っております。

・リアルとデモは違う

・VPSの設置場所でも結果は異なる

・稼働するEAの種類によってもスプレッドの影響はかなり変わる

挙げたらキリがないし、自分の検証が最適化されているものだとも思っておりません。

しかし、スプレッドを含めた手数料の重要性は今回の検証で身にしみて感じることができたため、本当に有意義な検証になったと思っています。

その辺りを留意した上で、この記事を読んでいる皆さんの学びや気づきになることができたなら、記事を書いた私としては嬉しいです。

最後に、この記事はスプレッドの狭い業者への参入を促したり、スプレッドが広い業者を否定するものではありません。

スプレッドの狭い業者で損失が出ることも往々にしてあるので、損失を被ったとしても問い合わせは一切受け付けておりません。

投資は自己責任!

ではまた!^^/

あとがき:今後の私の作戦

この記事を読んだら、「Gemforexくそやん!」ってなってしまいそうですが、私は引き続きGemforexも利用していきます!

理由は、「無料で無制限にEAを利用できるから」

フォワード実績を見ると、Gemforexに出品されているEAでも右肩上がりのものはたくさんあります。

「せっかく無料で使えるものはとことん利用したい!」ので、

Gemで出品されている398件のEAの中で非ナンピンEAを全てTDSで検証、

成績優秀で採用した複数個のEAでポートフォリオを組み、現在稼働しております。

私の今後の作戦としては、GEMの無料EAポートフォリオは今後も引き続き稼働していき、

市販のEAたちはThreeTraderとかで回そうと思っております!

もしこの記事が役に立ったという方で、各業者の口座開設をしたいなという方は以下のリンクからして頂けるととっても嬉しいです。。!
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最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

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