愛用EA紹介

Hydrangeaの性能を徹底分析・評価

Hydrangea_アイコン

皆さんこんにちは!

本記事では、私が現在愛用しているHydrangeaについて、

有料ツールで独自にバックテストを行い、性能を徹底分析・評価をしています!

紹介記事は順次追加していくので、

マネするだけで私と同じポートフォリオを組むことができちゃいます^^♪

これからの記事も乞うご期待!

 

Hydrangeaとは?

Hydrangea

仲値・ゴトー日のアノマリーEAです。

EA界隈ではかなり有名な開発者である金ツッパ侍さんが製作者です。

仲値・ゴトー日トレードとは?
仲値が決まる日本時間のAM9:55にかけてUSDJPYが上昇。
それ以降は下落していく特性を利用したトレードのこと。
5と10のつく日はさらにその優位性が増す。
ググると解説がたくさん出てきますので詳しく知りたい方はそちらで!

アノマリーとは?
合理的に説明づけるのは難しいがよく起こる現象のこと。

一般的なアノマリーEAは優位性のある日時に機械的にエントリー・決済を行うものが多いですが、

本EAはテクニカル要素でも判断を行い、トレードの優位性をさらに高めています。

テクニカル要素で優位性を判断!

  1. 指定時間にならなくてもテクニカル的に優位な状況であればエントリー
  2. 指定時間になってもテクニカル的に厳しい状況であればエントリー見送り
  3. 時間決済、TP決済、テクニカル決済と複数の要因で決済
実際に使っている感覚としては、
「今日はゴトー日なのにエントリーしないんだ!」とか
「このタイミングでエントリーするんだ!」と思うタイミングがしばしばあります。
それで勝ちをしっかり拾ってきてくれるので、
他のアノマリーEAを持っていても採用する価値は十二分にあると感じました^^

また、ストップロスが30pipsと非常に狭く設定されており、

1トレードの損失が限定されているのもとても高評価なポイントです。

Hydrangea_ストラテジー

公式フォワード

上記は2020年5月からのフォワード実績です。

実績を見ても、いかに安定して利益を出しているかがわかると思います。

実績の詳細は公式で公開されておりますので、以下のボタンから確認できます。

フォワードの詳細を確認する

バックテスト概要

ここからは、バックテストの結果からより詳細な分析に入ります!

今回も、最もリアルと近い性能が出る有料ツール(TDS)を用いて検証していきます!

TDSとは?
TDS(TickDataSuite)は有料のバックテストツールです。
通常のバックテストではできない変動するスプレッドスリッページ取引手数料を設定することができ、
最も精度の高いバックテストを行うことができます。

基本設定

バックテストの基本設定は以下の表の通りです。

バックテスト基本設定

また、今回は私が普段愛用しているThreeTraderのRaw口座に合わせスプレッドを補正します!

スプレッド補正

また、ThreeTrader Raw口座は外付けで往復手数料が1Lotあたり400円かかるため、そちらも設定します。

バックテスト結果&分析

それでは、バックテストした結果を分析していきます。

バックテスト結果をQuantAnalyzerという分析ツールに読み込み、結果を見ていきます。

サマリ

Hydrangea_サマリ
画像はドル($)表記となっていますが、全て円(¥)の数値です。
ツールの仕様でドル表記されてしまっているので、読み替えてください。
Hydrangea_成績表

RF(リカバリーファクター)

Hydrangea_リカバリーファクター

RF(リカバリーファクター)は19.58でした。

RFとは?
総利益と総損失の比率。
この値が大きいほど、小さなリスクで大きなリターンを見込むことができます。

767,752円(純益) ÷ 39,216円(最大DD) = 19.58(RF

つまり、このEAはリスク”1″に対して

“19倍”のリターンが見込めるということになります。

RFが10以上だとかなり優秀なEAといえます。

損益レシオ

Hydrangea_損益レシオ

損益レシオは0.94でした。

損益レシオとは?
(平均利益÷平均損失)の値。
”1.0″より大きいほど損小利大傾向が強く、”1.0″より小さいほどコツドカ傾向が強くなります。
あくまでEAの特性を測る指標であり、この値が大きければ良い、小さければ悪いというものではありません。

なので、このEAは利益と損失の平均がほぼ1:1と言えるでしょう。

取引回数

Hydrangea_取引回数

取引回数は2277回でした。

本バックテストは15年5ヶ月の期間で実施しているので、

年間平均に直すと約147回になります。

なので、1週間に大体3回トレードするものと思っておけば良いでしょう。

最大DDと期待年収

Hydrangea_最大DD

最大DDは39,216円でした。

DD(ドローダウン)とは?
資金が過去最高額からどの程度減ったのかを表した数値であり、
最大ドローダウンとはその中で最も減額した際の数値を表します。

なので、このEAを単体で稼働するのであれば、

8万円につき0.1Lot、余裕を持った運用をするならば12万円につき0.1Lot

で稼働するのが良いでしょう。

また、0.1Lotで稼働した場合の年間平均利益は

49,800円になります。

月別収支

Hydrangea_月別収支

上の画像は月別収支の一覧表になります。

単体EAにも関わらず、15年間で年単位でのマイナスなし、

月間の勝率78%超えと、非常に安定しています。

損益グラフと停滞期間

Hydrangea_損益グラフ

上の画像は本EAの損益グラフになります。

このグラフから、直近の相場でもしっかりと利益を出していることがわかります。

停滞期間はというと、ちょっと見づらいのですが

赤い縦線が入っている部分で、

365日間となります。

停滞期間とは?
過去最高益を記録してから、次にその最高益を更新するまでの期間のこと。
通常300~400日間のEAが多い。

そのため、本EAは停滞期間が平均的なEAと言えるでしょう。

その他特記事項

エントリー時間

Hydrangea_エントリー時間

エントリーはMT4時間19~翌3時の間に行われます。

ポジション保有時間

Hydrangea_ポジション保有時間

ポジション保有時間と損益の関係を見ると、

ほとんどのトレードが半日以内に決済されています。

また損失は限定されているのに対し、利益はたまに大きな値幅を獲得できていることがわかります。

曜日毎の収益

Hydrangea_曜日毎の収支

曜日毎の収益グラフを見ると、

どの曜日も問題なくプラス収支となっております。

特に、仲値トレードの優位性が高い金曜日に大きな利益をあげていることがわかります。

コラム:アノマリーマスターとの相関関係

私が普段愛用しているアノマリーEAのアノマリーマスターとHydrangeaの相関関係を見てみました。

ポートフォリオを組む際には、リスク分散のためなるべく相関関係が低いEAを採用するのが定石です。

QuantAnalyzerのEA同士の相関関係チェックツールを用います。

日毎の損益が近いほど”1.0″に近い値になります。
Hydrangea_アノマリーマスターとの相関関係

両者の相関値は“0.36”でした。

QuantAnalyzerでは0.4以下であれば相関性は低いと表現されていますが、
0.4ではまぁまぁ勝ち負けが被ると感じることが多いです。
個人的には0.2以下だと、あまり損益が被らないと思っています。

とはいえ、同じアノマリー系のEAで相関値0.4以下なのであれば十分同時採用していいレベルかと思います。

私個人の意見ですが、アノマリー系のEAは優位性が高いのでポートフォリオに2,3個あっていいと思っています。
今回の両者はどちらもシンプルなアノマリーEAと違いそれぞれ独自のロジックが組み込まれているので、2個同時採用する優位性はあると感じています。

アノマリーマスターの詳細な分析を知りたい方は、以下の記事もご参考にどうぞ。

アノマリーマスターの分析・評価
アノマリーマスターの分析・評価FX自動売買ツールであるアノマリーマスターはどんなEA? 当サイトでバックテストを行い、徹底的に分析します。...

まとめ

  • 高収益低ドローダウン
  • 15年間の年単位負けなし
  • 損切り幅が狭く1度のトレードでドカンと負けることがない
  • 直近の相場も高調子
  • ポジションは半日以内にサクッと決済

RET’S REALにて販売中!

そんなHydrangeaは、RET’S REALにて購入することができます!

以下のボタンから商品ページに飛ぶことができます。

商品ページはこちら!

当サイトから購入してくれた方へのおまけ

当サイトから購入してくださった方へのおまけとして、ささやかではございますが

本記事でも利用したバックテスト結果の

「ファイル」をご提供させていただきます!

Hydrangea_BTファイル

「この記事でも結果見られるしいらなくない?」

と思うかもしれませんが、

「結果の画像」と「バックテストファイル」ではやれることが全然変わってきます。

今回の分析でも利用したQuantAnalyzerという分析ツールにバックテストファイルを読み込ませることで、

  • ここでは紹介してないさらなる分析もできるし
  • バックテストファイルを複数持っていれば、それらを合算したポートフォリオの成績だって出すことができます。
  • また、「金曜日のエントリーをしない設定にしたらどうなるかな?」とか、
    「この時間帯のエントリーは行わない設定にしたらどうなるかな?」などさらなる検証も可能となります!

ご自身でバックテストをされるに越したことはありませんが、

TDSは有料ツール(しかもまぁまぁ高い)なので、中々手を出せない人も多いはず。

バックテストファイルがあるのとないのとではEAの分析できる「深さ」が変わってきますので、

これからしっかりとEAを運用していきたいのであれば、分析は必須事項です!

また、連絡を頂ければご希望の条件でバックテストを再度行った上でファイルをお渡し致します!

お気軽にご連絡ください^^

余談ですが、このおまけはまだ私がTDSを購入する前に「高精度なBTファイルあるといいなぁ」と実際に思った経験があったので特典とすることにしました^^/

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Hydrangea以外のEA分析記事も公開中!

Hydrangea以外のEAも分析・評価しています!

紹介しているEAはどれも徹底的に分析を行った上で優秀と判断し、自身でも愛用しているものとなります^^
こちらも合わせてご覧ください!

 

本記事でみなさまのトレードライフが少しでも豊かになれば嬉しいです^^

ではまた!

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